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2004年 09月 22日
◎ 日本ロボット着々前進
(( 朝日新聞 2004.5.13 )) ○ ヒト型で独走中 ---------------------------------------------------------------------------- トヨタ自動車、ソニーなど日本の代表的メーカーが、介護や留守番もできるヒト型ロボットの独自開発に力を入れている。日本勢は元来、工場内の生産活動用ロボットで世界のトップ水準の技術を誇ってきたが、最近はヒト型の将来性に照準を合わせている。ライバルの欧州勢は宇宙や原子炉での作業ロボット開発に重点を置いており、ヒト型では独走中だ。 ---------------------------------------------------------------------------- 三菱重工業の佃和夫社長は、4月の入社式で、「競争力を維持するための新事業」として真っ先にロボットをあげた。 同社が来年の発売をめざすロボット「ワカマル」は身長1メートル、体重30キロで、10人まで顔を認識し、1万の単語を理解する。「足」部分は車輪で障害物にぶつからないように自在に動く。 (・・・略・・・) ロボットのオーケストラによる演奏。05年3月に始まる愛知万博(愛・地球博)で、トヨタ自動車が同社パビリオンの目玉として企画するプロジェクトだ。今年3月に発表した二足歩行ロボットは、器用な指の動きと息づかいでトランペットを吹く「技術」を披露した。 (・・・略・・・) ホンダが世界で始めて自立型の二足歩行ロボットを開発したのが97年。同社の最新型「アシモ」は時速3キロと大人並みの速度で歩く。ソニーは昨年10月、転んでも受け身をして起き上がる「キュリオ」を発表した。 各社の開発ラッシュの背景には、大量の情報を処理する中央演算処理装置(CPU)が、パソコン製造を通じて急速に高性能化したことがある。 ○ 欧米を越す特許出願 (・・・略・・・) 日本ロボット工業会(会長=田崎雅元・川崎重工業社長)によると、ロボット同士を連携させる通信ネットワーク技術や人工知能に必要なソフトウエアでは「米国優位」。一方、移動や物をつかむなどハード分野では日本の競争力が高い。 「欧米では『ヒトを作ったのは神』という思想から、ヒト型開発への抵抗が強かった」と早大ヒューマノイド研究所の高西敦夫教授は解説する。 同教授は、60年代にヒト型ロボット研究の草分けとなった故・加藤一郎教授を恩師とあおぎ、においなどによる人間の快・不快感を数値化してロボットに反映させる試みに取り組み、大手企業に対し、技術指導している (・・・略・・・) ○ 市場育成には課題 とはいえ、期待どおりに市場が育つには、課題も少なくない。 「技術は最高水準」とされるホンダのアシモでも、いまは、あらかじめプログラムされたとおりに床の上を歩いたり、階段の上り下りをしたりするのがやっと。「家庭で役に立つようになるまでには何年かかるか分からない」(同社担当者)のが実情だ。 オムロンは一時、ベンチャー企業とロボット開発をめざしたが、「商品開発が高くなり過ぎて売れない」と撤退した。 ソニーは当初25万円で「アイボ」を売り出し、販売実績は約13万台。しかし、4月から店頭販売をやめ、インターネット販売に絞り込んだ。「買い手が一部のマニアの域を出ていない」(大手電子部品メーカー)というのが業界の見方だ。 (・・・略・・・)
by nbsakurai
| 2004-09-22 09:54
| エリア3 (ロボットの心)
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